マンション購入記 第17話 -引渡編- 転勤辞令

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前回までのお話

TwitterやYouTubeをきっかけに家購入の検討を少しずつ進めていき、紆余曲折を経て、なんと現金一括買いに勝って購入することができました!引き渡しまで時間があったので、もっとお得な物件が後から出てこないかとかヒヤヒヤしたり、住宅ローンを再検討したり、落ち着かない日々を過ごします。そんな中、会社からある連絡を受けます。

目次

転勤辞令

マンションを契約しましたが、引き渡しまでかなり時間がありました。

そんな中、会社で仕事に勤しんでいると部長から声を掛けられました。

部長

ちょっとお伝えしたいことがあります。

Yocchi

はい?

部長

異動の内示が出る予定です。来月から北の大地に。

Yocchi

は?

え、、、本当???

札幌?青森?

まさか、モスクワ?

実際はもう少し手前でしたが、、、とにかく異動です!

なぜ!!!???

正直、転勤のある身ではありますが、周囲の状況をみると当面は転勤はないと踏んでいました。広域での転勤が続いていて、数年前は関西にいました。一方、同じ総合職の身分でなぜか転勤しない(ないし東京圏のみの異動の)人はたくさんいました。転勤するべき人は他にたくさんいたのです。

なので転勤するにしても、少なくとも東京圏で、買ったマンションから通勤できるだろうと踏んでいました。しかし、甘かった!

ここで駄々をこねるという手も考えました。社内で使っている人がいるらしい!

しかし、ここはスタンスの違い・・・仕事への向き合い方といいましょうか(恰好よく言えば)。社畜根性とも言えますが、職分として素直に転勤は受け入れることにしました。

社畜です

転勤になってしまった。

どうせ、そんなことだろうと・・・

にしても、家には小さい子供が2人。保育園にも既に通っているのです。そして、夫は転勤ですが、妻は別の会社で異動のない身分で働いています。

家族全員転勤先に引っ越すか、単身赴任をするのか。

家族全員引っ越す場合は、即転売するのか、貸すのか。単身赴任の場合は、子供は大丈夫か、どのくらいの頻度で帰れるのか。買ったマンションへの引っ越しのことを考えていたのに、突然、全く別のことを考えなくてはいけなくなりました。

嗚呼、限界中年リーマンの悲哀です!

貸せるのか銀行に聞いてみた

まず、住宅ローンを借りる楽天銀行さんに、一応聞いてみました。

Yocchi

入居前に転勤になったのだけど、この場合貸せる?

ローン担当者

担当部署ではないのですが、基本無理ですね。

ですよね・・・。というか、ローン担当はこの件を扱わないのですね。契約条項をみると、状況によっては貸すことを認めてもらえるようにも読めそうでしたし(あくまで個人の見解)、転勤になって貸すパターンはよく聞く話です。とはいえ、本来の目的は本人たちが居住するためですし、貸すなら投資用のローンに切り替えるのが筋ではありますよね。まぁ、本当に貸す状況になったら、改めて担当している部署に確認することにしました。

で、どうしようか?

寒いところ、無理です

単身赴任が決まりました。

限界中年リーマンの限界

合理的(経済的)に考えても、即転売は負担が大きいでしょう。

市況が上昇傾向でしたので、ワンチャンお釣りが出てきそうな気もしましたが、売ったり貸したりするのは、買うよりはるかに大変でしょうし、とても労力に見合うように思えませんでしたし、そもそも気力が残っていません。

もちろん、5~10年後には転勤の可能性が高まるので、そのシミュレーションはしていたのですが、物事そう思い通りにはいきません。確度が相当低いと思っていたタイミングで転勤辞令が出てしまいました。

それゆえに、慎重に家購入を進めてきたつもりでしたが、残念ながらどんでん返し。働き方改革はどこにいったんだ!?と心の中で叫びました。

子どもの学校、家計、職場・・・家購入に影響を及ぼす様々な要素をきれいに整えて、うまく買えたと思ったのですが、これも人生ですね。限界中年リーマンの限界ここにあり!って感じです。

家購入も結婚も、マストじゃないし、一度は経験しようかなっている軽い気持ちがそもそもの発端でもありました。単身赴任も一度は経験してもいいんじゃね?っていう感じで、前向きにとらえるしかないのかな・・・と考えるものの、なかなか受け入れる心の余裕はありませんでした。

(ちなみに現在、単身赴任を始めて暫く経ちますが、家族への負担や経済的な負担と、単身赴任はいいことがぜんぜんありませんw! 確かに単身赴任中は、フラフラ飲みにいこうと思えばいけるのですが、年を重ねたせいか、あまり楽しめませんw 子供の教育費がチラつくからかもしれませんが、割と修行僧のような単身赴任ライフを送っております)

なかなか大変な単身赴任ライフです

続く。

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